今回は白駒池〜高見石のトレッキングコース。
メルヘン街道(国道299号)を通って、標高2000mあたりの登山口まで車で行けるので(シーズンにはバスも出てます)、登山初心者の方や、お子様連れの方にもおすすめです。
今回は麦草ヒュッテの駐車場に車を止めて、→白駒池→高見石→丸山→駐車場という2時間強のルートを歩きました。
駐車場から山野草の生える草原を抜けると、樹齢数百年のシラビソやトウヒ、ツガといった原生林の森に入ります。
天にも届きそうな背の高い針葉樹の森は、昼間でも薄暗く、冷んやりしていて下界の暑さが嘘のよう。
びっしりと苔むした森の中を歩いていると、ジブリの世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。
朽ち折れた木や、木の根っこが不思議な生き物に見えたり、苔のしずくの下から妖精が出てきそうですもん。
北アルプスとはちがって、北欧っぽい(行ったことないけど)この景色が北八ヶ岳独特の魅力でしょうか。
しばらく行くと、白駒の奥庭と呼ばれる木道に出ます。
ここは空が抜けて、今日のように晴れた日は、森林の緑とのコントラストが目にも鮮やかです。
思いのほか強い日差しが、薄暗い森から出てきた身に沁みわたります。
再び森に戻って進んでいくと、白駒池の看板が見えてきました。
池を一周する遊歩道もありますが、今回は青苔荘の前から池を一望して、高見石を目指します。
透き通った水をたたえたこの池は、白駒池と 名づけられていますが、白駒峰が噴火した際にできた堰止湖です。
紅葉の名所として有名なので、秋はけっこう混雑します。
わたしたちのように人がたくさんいるところは苦手という方は、秋以外の季節に訪れるといいかもしれません。
高見石に向かうコースは2つあって、今回は少し遠回りだけれど、傾斜がゆるやかなコースを選びました。
30分くらいゆるやかな上りを歩いて行くと、高見石小屋の屋根が見えてきました。
小屋の脇にあるごつごつ積み上がった石を登って行くと、そこには絶景が待っていました。
さっき眺めた白駒池が、眼下に全景を見せています。
残念ながら雲が多くて遠景はぼやけていましたが、青い空と夏の雲が最高に気持ちよかったです!
残念ながら雲が多くて遠景はぼやけていましたが、青い空と夏の雲が最高に気持ちよかったです!
帰りは丸山までの上りとそこからの急な下り。行きよりは歩きにくい道のりが続きます。
それでも、ふと足元をみると、かわいらしいゴゼンタチバナの花が見上げていてくれたり、行き交う登山者の人たちと挨拶を交わしたりしていると、疲れも気になりません。
最後は少し膝がガクガクなりながら駐車場に戻ってきました。
明日はぎりぎり筋肉痛にはならないかなあというくらいの心地よい疲れを抱いて、帰路についたのでした。








