朝起きて窓を開けると、真っ青な空。
近所の散歩だけで済ませるにはもったいない気がして、朝食もそこそこに出かけることにしました。
車は、安曇野から松川村を抜け、大町から国道148号線を走ります。
「田植えが終わったと思ったら、もう麦は黄金色になってる〜」
「やっぱり鹿島槍はかっこいい〜、でも今年は雪少ないな」
「あの山の端、藤の花がめっちゃきれい〜、桐の花もいいねえ」
初夏の風景が連続して流れていきます。
木崎湖、青木湖と2つの湖を過ぎると、まもなく白馬さのさかスキー場の駐車場に到着です。
そこから10分ほど歩いたところに親海湿原はあります。
遠くから見るとやわらかな緑色で覆われた湿原ですが、近づくとミツガシワの白い花が咲いていました。
「ミツガシワ」という名の由来は、1本の茎から3枚の葉が広がる様子が三つ柏の紋ににているところからだそうです。
「ミツガシワ」という名の由来は、1本の茎から3枚の葉が広がる様子が三つ柏の紋ににているところからだそうです。
湿原の中を周回するように敷かれている木道を歩いていると、吹き抜ける爽やかな風のせいで、ここが湿原だということを忘れてしまいそうですが、ところどころ太陽が水面に反射して、地面がたっぷりうるおっていることがわかります。
木道はそのまま小さな森につながっています。
森の中は、木々がつくりだす影で、ちらちら揺れるやわらかな光で、さらに爽快さが増していきます。
そして個人的に大好きな白い花が次々に現れます。
このところ、家の周りでは園芸種や外来種のどぎつい色合いの花々が幅を利かせていて、そのケバケバしさに少し辟易気味だったので、白と緑の清らかな世界に穏やかな気持ちになりました。
以下、備忘録も兼ねて…(花の名前、間違っているかもしれませんが…)
クルマムグラ(車葎) ホウチャクソウ(宝鐸草)
ヒトリシズカ(一人静) ニリンソウ(二輪草)
チゴユリ(稚児百合) マムシグサ(蝮草)
ガマズミ エンレイソウ(延齢草)
この森を隔てたところに、姫川の源流が湧き出る自然探勝園はあります。
湿原、森、湧き水…この一帯が長い期間かけて育んできた自然環境は、花も木も鳥も人も伸びやかにしてくれます。
この土地がもつポテンシャルの大きさ、豊かさ、固有性に、知らないうちに活力をもらっていました。
y.












