2014年10月9日木曜日

米子大瀑布

「よなこだいばくふ」と読みます。

朝起きて、北の方に行ったら紅葉きれいかなあと思い立ち、特に目的地を決めず車を走らせました。

須坂市あたりまで来たところで、「米子大瀑布」という日本の滝百選に選ばれた滝が紅葉の名所だったことを思い出し、カーナビで名称を設定。
くねくねした山道を30分ほどのぼっていくと滝への入口がある駐車場に着きました。

案内板を見ると、一周1時間30分程度の周遊道があるようです。
駐車場に着いたのが11:00a.m.ごろだったので、お弁当を持ってこなかったことをいたく後悔しながらも、山道を登り始めました。


数日前の台風の影響なのか、赤や黄色、緑のものまで、葉っぱがずいぶんたくさん落ちていました。
一歩々々ふみ出す足もとを見ても、立ち止まってあたりを見回しても、秋色パレット。気持ちが高まります。


しばらく歩くと、木々の隙間から、落差85メートルの不動滝が見えてきました。切り立った岩場から流れ落ちる水しぶきが見えると、思わず先を急いで小走りになっていました。


滝の下から見上げる景色は壮観です。
屹立した崖と、そこから流れ落ちる水の流れ。吸い込まれそうな青い空。
ただただ圧倒されます。どこか異次元に瞬間移動してしまうのではないかというほど。


この滝の脇には米子不動尊奥の院があります。
今でも修験者の道場となっているそうですが、まさかこの滝に打たれる? 
岩場にわらで編んだ草履が置いてあり、少しドキリとしました。
たしかに自分の中にあるドロドロしたものがすべて洗い流されそうではあるけど、わたしには逆立ちしても無理だな。


さらに先へ進むと、今度は落差75メートル、権現滝があらわれます。
先ほどの不動滝がふわっとした感じなら、こちらの権現滝はシュッとしてかっこいい。


その後はしばらく下り。
米子川にかかる橋をわたり、ずんずん歩いていくと、きれいな台地があらわれます。
ここは旧米子硫黄鉱山の跡地で、先ほどの不動滝と権現滝をカップルで見られる絶景ポイントです。
この二つの滝の総称を「米子大瀑布」というらしいです。
ここで滝を眺めながらお弁当食べたかった!

逆光で見にくいですが...

今回、あまり期待もせずに足を踏み入れた「米子大瀑布」。
お天気にもめぐまれ、予想以上に紅葉を満喫できました。
何より、四阿山北麓の懸崖に並んでかかる、二つの滝を作り出した自然の力に圧倒されたのでした。
機会があれば、ぜひ訪れてほしい景勝地です。


落石が多い、猿、熊の生息地である、ペットを連れては入山できない、携帯がつながらない、などの注意点があるほか、週末はマイカー規制があるので、事前に下調べをして行かれることをおすすめします。